先輩スタッフ紹介

自分の提案次第で施工性が変わる。
難しいけどやりがいがある。

1998年入社/技術部 

上田 昌憲 Yamada Masanori

業務内容について

技術部に所属し、建物の給排水設備および空調設備の工事管理を担当しています。現場では各専門工事業者(職人さんたち)へ工事の指示を行ったり、材料の手配・スケジュール管理・工事の記録などさまざまな工事管理業務を行なっています。

会社全体の雰囲気は、堅苦しい上下関係というより結構フランクにやりとりができる風通しがいい社風ですね。職種柄、ずっとデスクに向かうということもなく、現場で息抜きを挟みながら伸び伸びと業務をこなせるという側面もあります。直行直帰が基本なので、比較的メリハリをつけやすい働き方だと思います。

入社当時の頃は

入社前は建築関係の学校には通っていたものの、建物にどんな配管があるのかなど設備の仕組みについて知らないことばかりでした。まず半年ほど先輩社員や職人さんたちについて回って、現場を知ることから始めました。当時とは違って現在では新入社員の方は入社後3ヶ月程度社内での教育制度・座学研修などがしっかりあるので、いわゆる背中を見て学ぶ事から始まるということは少なくなっていると思いますね。

正直、今よりも大変なことは多かったです。残業時間も長かったし業務の効率化も進んでいなかったです。それでも「現場を引っ張っていくには自分がやらないと」という使命感で乗り越えていました。

仕事で大切にしていること

工事をスムーズに安全に進めるには綿密な打ち合わせが欠かせません。もちろん技術職ですので知識や経験も必要ですが、何よりも人と人とのコミュニケーションが大切です。建築分野の現場監督や、各職人さんたちなど大勢の人で一つの建物を造っていくので「常に早め早めの段取り」を心がけていますね。そういう意味では、人と関わる事に苦手意識がなくコミュニケーションを取れる方の方が適性があるんじゃないかと思います。

最近では新しい技術が発展し工法や資材などもどんどん新しいものが開発されています。そのあたりをどうチョイスし、どう進めていくかで、施工性が格段と変わることもあります。たとえば「従来のAという工法よりも新しいBという工法の方が施工スピードも上がりコストも下げられる」という場合には自ら提案することもあります。この辺りが難しいですが、やりがいを感じられる部分でもあります。

大崎設備工業(株)でキャリアを重ねてきた今、次に目指すべきところは、成長の為の若手社員への理解と気付きを与える事だと考えています。これは、私に限らず会社全体を挙げて働き方改革を進めている部分でもあります。「ワークライフバランスの充実」を叶えるには新人を現場でたたき上げる、というよりしっかりとコミュニケーションを生かして成長してもらいたいと思っています。


所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。